さつきスタイ

スタイの型紙と作り方のサイト

もくもくお花スタイの型紙と作り方

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ドーナツスタイのもくもくバージョンです。 女の子向けのデザインです。
型紙を改良しました!(古い方も悪くないので両方置いています。)
作るのはなかなか難しめです。

【もくもくお花スタイ完成形】

スタイの出来上がり寸法

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2パターンあります。赤い方が改良版。女の子向けなので首回りは小さめにして、幅を大きくして実用性を上げました。より花びららしい形になりました。
改良版が首回り約30.5㎝&幅10.3㎝で、旧版が、首回り約32cm&幅8.5cmです。※首回りは型紙を印刷するときに倍率を変更すれば好きなサイズに作れます。サイズ参考

着用イメージ

改良版

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旧版

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型紙jpg版

印刷方法:家のプリンターで印刷する場合

改良版

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旧版

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型紙pdf版

改良版

旧版

【材料】

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  • メインの布(表布・裏布)・・・縦38*横38cmの正方形を1枚ずつ
  • スタイの中に挟む生地(中布)・・・縦38*横38cmの正方形を1枚。
  • スナップ

(↑改良版の上下左右に2cmゆとりある大きさです。)よだれの少ない子は中布は挟まなくてもOKです。スナップはマジックテープでもOK。今回使った布はメインの布がダブルガーゼ、中に挟んでいるのがドミット芯です。

【作り方】 

1.型紙を用意します

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写真のように型紙を切って、2枚をセロハンテープでくっつけます。定規をあてて、型紙の目盛りが定規の目盛りと合うかを確認します。合っていれば実物大印刷できている証拠です。縫い代込みの線で切りました。

2.生地を切ります

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今回は表布と裏布が同じ布なので作りやすいはず。写す→切る→縫うの工程は色んなやり方があるので慣れたやり方でどうぞ。初心者さんにおすすめのやり方で進めますね。

  1. メインの布を中表に合わせて重ねます。
  2. 定規を使って半分に折ります。しっかり折ってね。
  3. 型紙の直線ラインを布の折ったラインに重ねて、布をまとめて切ります。
  4. 切れました!左右対称に同じものが2つできましたね!
中表に合わせるとは?

2枚の生地の表面同士を合わせることです。

3.同様にして中布も切ります

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  1. 切れたら折っていたのを開きます。真ん中にシワがついているのでアイロンを当てます。
  2. こんな感じにできました。2枚重ねたままにしておいてください。
  3. 同様に中布も切り出します。(中布は分厚いのでメインの布と分けて切りました。)写真撮り忘れた-!旧版の写真でご容赦を;

4.縫う線を写します

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  1. 型紙の縫い代部分を切り取ります。
  2. 型紙を布に置いてチャコペンでなぞります。(裏面の裏)
  3. 型紙をひっくり返して左半分もなぞります。これで縫う線が写りました。

使ったのはDAISOの自然に消えるタイプのチャコペンです。

4.マチ針を留めます

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    1. 中布の上にメインの布を置きます。
    2. マチ針を留めていきます。マチ針は縫う線に直角に当てて、少しだけ布をすくうようにして留めます。最初大まかに全体的に止めてから間を埋めるように細かく留めます。
    3. 返し口を5cm程度開けておいてください。返し口は直線部分の真ん中が一番きれいで楽です。どっちの直線部分でも構いません。
返し口ってなんですか?

今、生地の柄が内側に向いていて見えなくなってますよね?縫い終わったら内側と外側をひっくり返すんですよ。全部縫っちゃうとひっくり返せなくなってしまうので、返し口という縫わない部分を作っておくのです。

5.縫い合わせます

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ひっくり返すときに、返し口の部分に力がかかるので、糸がほどけないように、縫い始めと縫い終わりの部分は返し縫いをして頑丈に縫ってください。

返し縫いってなんですか?

写真左のボタンの図を見てください!縫い始めと縫い終わりの3針ほどの距離が3重に重なるように縫うんです。

基本的な縫い方のポイントは、縫う部分の前後を両手で添えてピンと軽くひっぱる感じで縫うこと。布がどんどんズレていくのが防げます。マチ針からマチ針までシワを寄せずに縫って、縫えたら次のマチ針へと進んでいく感じ。

※V字部分の縫い方

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V字部分はのちほどハサミで切込みを入れます。ハサミが入るスペースを作るように縫ってください!ここめっちゃ大事です。縫い目ギリギリまで切り込まないとひきつってしまいます。

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V字部分は3重にして頑丈に縫うと良いです。(1重でも作れたので省略可です。)

6.縫い代を処理します

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  1. カーブとV字部分に切込みを入れます。縫ったところを切らないように、でもなるべく近くを切ります。1~2mm手前ですかね。1.5㎝間隔くらいで。
  2. V字部分は本当にギリギリ!くらいまで切ってください。上の写真のよりも切るくらい!
  3. もし切込みを入れないとNG例のように立体的にシワが寄ってクチャクチャになります。絶対に切込みを深く入れてください。

7.縫い代を割ります。

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縫い代を割ります。先ほどV字に切り込みを入れたのは縫い代を割ったときに縫い代が重なってゴワつかないようにするためでした。

縫い代を割るってなんですか?

布と布を開いてアイロンで押さえて縫い代を左右に開くことです。アイロンがない場合は、手や爪を使って開いてください。

省略可かなぁ。片側に倒すやり方もありますが、あとで返し口をコの字縫いするときに割ってあるとやりやすいので、私は統一して割ってます。返し口のところはまず手で癖をつけてからアイロンを当てると綺麗に折れます。

8.返し口からスタイをひっくり返します

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少しずつ返してもいいのですが、返し口に手をつっこんで一番遠いところの布をつまんで返し口まで引っ張ると早いです。ひっくり返せたらもっとしっかり形を出すために、返し口から薄くて尖ったもの(先は丸い)を入れて内側からつつきます。私は定規を使いました。ダブルガーゼは目が荒いので目打ちで引っ張りだすのは危険。

アイロンをあてて形をピシッとさせます。

9.返し口を閉じてスナップボタンをつけます

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返し口が開いたままになっているので、手縫いで閉じます。コの字縫いがおすすめ。玉止めは隠すと綺麗です。スナップボタンの位置はお好みで。自分の勘を信じてください。参考記事:プラスナップ卓上プレスの感想|これは買うべき!

 

お疲れさまでした!上手にできたらSNSなどにぜひ写真をアップしてください♪ 一言さつきスタイを紹介してもらえると嬉しいです!

【使用した生地の紹介】

花柄の生地はトーカイ店舗で購入したものでネットショップでは発見できませんでした。藤久さんの生地。

【亜種】

  • 普通のドーナツスタイはこちら
  • ギザギザドーナツスタイはこちら
  • 低月齢用のもくもくスタイはこちら

 

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