うちの子はねんねの期間(特に首が座るまでの生後0~3ヵ月)、吐き戻し対策やヨダレ拭きや母乳ガードとして、ガーゼを胸にポンとよく置いていました・・・。
こう振り返ってみると・・・なんという写真写りの悪さ!
ということで・・・、「スタイデビュー!?ねんね期専用スタイ」を考えてみました。
(この服は60~70サイズ)
おおお!折りたたんだガーゼより断然可愛い!
スナップボタンなしです。置くだけなので簡単に取り替えられます。重さは7~8gで市販のガーゼ1枚と同じ軽さです。
スナップボタン付けも必要ないですから、道具があまりない方におすすめです。息子が今2歳後半なんですが、今も新生児のときのガーゼで口や鼻水を拭いています。長く使えるという点でも本当におすすめです。
作ってみたけれど実際に使ったことはないので、使用感は不明です(笑)作られた方は感想をぜひ教えてください!!
【着用イメージ】
↑0ヶ月。大きめ女の子。実際使ってみて丁度良いサイズ感でした。女の子はこちらのスカラップデザインの方が似合うかな。
0ヶ月の時、よく使えました!ただ1枚しか作ってなかったので、交換したら次使えるのは翌日…。そうこうしている間にあっという間に首が座って使わなくなりました(^^;)母乳がわーっと出てきたときにぱっと取って押さえるのにも使えました。
スタイクリップを使えば大きくなっても使えるみたいです!
1歳大きめ男の子。このクリップは100均の帽子クリップです。
【型紙】
印刷方法:家のプリンターで印刷する場合 ※倍率設定をいじれば好きなサイズに印刷できます。
【型紙pdf版】
上下左右に2cmのゆとりを持たせた大きさです。
- メインの生地(表布・裏布)・・・22×29cmを2枚。
【作り方】
1.型紙と布を用意します
定規をあてて、型紙の目盛りが定規の目盛りと合うかを確認しておきます。合っていれば実物大印刷できている証拠です。型紙を縫い代込みの線(外側の線)で切ります今回は表布と裏布が同じ布なので22×58cmの布を用意しました。
2.生地を切ります
写す→切る→縫うの工程は色んなやり方があるので慣れたやり方でどうぞ。今回は私のオススメのやり方でやってみます。
- メインの布を中表に合わせて重ねます。
- 型紙を上に置いて、チャコペンでなぞります。
- チャコペンの線上を2枚一緒に切ります。これで同じものが2つできましたね!(もし吸収力の高いスタイを作りたい場合は、ドミット芯やガーゼを挟むと良いです。この工程で2枚重ねてある生地の一番下に重ねてください。)
2枚の生地の表面同士を合わせることです。
使ったのはDAISOの自然に消えるタイプのチャコペンです。
3.マチ針を留めます
中布の上にメインの布を置きます。マチ針を留めていきます。マチ針は縫う線に直角に当てて、少しだけ布をすくうようにして留めます。最初大まかに全体的に止めてから間を埋めるように細かく留めます。返し口を5cm程度開けておいてください。顔から遠いところが良いと思います。
今、生地の柄が内側に向いていて見えなくなってますよね?縫い終わったら内側と外側をひっくり返すんですよ。全部縫っちゃうとひっくり返せなくなってしまうので、返し口という縫わない部分を作っておくのです。返し口の場所は直線に近い目立たないところがいいですよ。
4.縫い合わせます
ひっくり返すときに、返し口の部分に力がかかるので、糸がほどけないように、縫い始めと縫い終わりの部分は返し縫いをして頑丈に縫ってください。今回は縫う線を写していないので、ミシンの目盛りを使って、端から1㎝のところを縫いました。目盛りがない場合は自分で測ってテープを貼ると目印になります。ステッチ定規・マグネット定規という便利グッズもあります。手縫いの方は型紙の縫い代を切り取って、出来上がり線(内側の線)も写すといいです。
写真左のボタンの図を見てください!縫い始めと縫い終わりの3針ほどの距離が3重に重なるように縫うんです。
基本的な縫い方のポイントは、縫う部分の前後を両手で添えてピンと軽くひっぱる感じで縫うこと。布がどんどんズレていくのが防げます。マチ針からマチ針までシワを寄せずに縫って、縫えたら次のマチ針へと進んでいく感じ。
5.縫い代を処理します
カーブ部分に切込みを入れます。縫ったところを切らないように、でもなるべく近くを切ります。1~2mm手前ですかね。返し口あたりは浅めorなしで。
この工程は省略しても作れますが、私は切る派です。
6.縫い代を割ります。
縫い代を割ります。切り込みを入れたのは縫い代を割ったときに縫い代が重なってゴワつかないようにするためなんですね。
布と布を開いてアイロンで押さえて縫い代を左右に開くことです。アイロンがない場合は、手や爪を使って開いてください。
これも省略可能です。片側に倒すやり方もありますが、あとで返し口をコの字縫いするときに割ってあるとやりやすいので、私は統一して割ってます。返し口のところはまず手で癖をつけてからアイロンを当てると綺麗に折れます。
7.返し口からスタイをひっくり返し、返し口を閉じて完成です
少しずつ返してもいいのですが、返し口に手をつっこんで一番遠いところの布をつまんで返し口まで引っ張ると早いです。
ひっくり返せたらもっとしっかり形を出すために、返し口から尖ったもの(先は丸い)を入れて内側からつつきます。私は洋裁ハサミを使いました。ダブルガーゼは目が荒いので目打ちで引っ張りだすのは危険。
アイロンをあてて形をピシッとさせます。返し口が開いたままになっているので、手縫いで閉じます。コの字縫いがおすすめ。玉止めは隠すと綺麗です。→やり方
周囲をぐるりと縫うと強度が高まります。
お疲れさまでした!上手にできたらSNSなどにぜひ写真をアップしてください♪ 一言さつきスタイを紹介してもらえると嬉しいです!
【アレンジ例】
- 女の子向けにもくもくバージョン作りました。
【吐き戻し対策スタイ】型紙と作り方!もくもく女の子向け♪
前回作ったねんね期専用スタイが男の子っぽい柄だったので、女の子っぽいもくもくverを作ってみました。
スナップボタンなしです。置くだけ♪ 簡単に取り替えられます♪
両面同一デザインです。 重さは7~8gでガーゼ1枚と同じ軽さです。
ちなみにこの服はおそらく60~70サイズ。
目次を表示
【着用イメージ】
0ヶ月の時、よく使えました!ただ1枚しか作ってなかったので、交換したら次使えるのは翌日…。そうこうしている間にあっという間に首が座って使わなくなりました(^^;)母乳がわーっと出てきたときにぱっと取って押さえるのにも使えました。やっぱり、女の子はもくもくの形が可愛らしくて、見ててテンション上がりますね。
スタイクリップ使えば大きくなっても使えます。
使用クリップ
【型紙】
画像をクリック→右クリック「名前を付けて画像を保存」してA4印刷。
印刷した紙の1cm目盛りが1cmになっているか定規をあてて確認してくださいね。
【型紙pdf版】
【作り方】
1.型紙を印刷します。型紙が2つ置けるくらいの生地を用意します。
2.生地の半分の裏側にチャコペーパーを使って型紙をトレースします。縫い代込みの線(外側の線)はルレットで粗く写して、出来上がり線(内側の線)はボールペンで正確に写しました。
3.写せました。生地を中表に折ります。
4.まち針を留めて出来上がり線(内側の線)を縫います。返し口を5cm程度開けておいてください。首回りの中心辺りが一番やりやすいです。
5.出来上がり線のカーブのところの縫い代に切り込みを入れます。縫ったところを切らないように1㎜ほど離れたところを切ります。もくもくの谷になっているところはギリギリまで切り込みを入れます。
アイロンで縫い代を割ります。(布と布の間の縫い目をアイロンで押さえて縫い代を左右に開きます。)綺麗にひっくり返すコツです。
いつもならカーブ部分の切り込みをV字にしたり、縫い代を割ったあとに縫い代をカットして幅を狭めたり、という風に、ごろごろしない工夫をするのですが、もくもくが小さくて多いので今回は省略しました。
6.返し口からひっくり返して、先の尖ったもの(私は手芸かんしを使用)で内側からつっついて形を出してアイロンで形を整えます。返し口をマチ針で仮止めして、コの字縫いで閉じます。完成です。
【生地】
濃
【アレンジ例】
・ギザギザに改造。
・周囲をぐるりと縫って補強。
・まんなかザックリ削ったら天使の羽っぽいかも。作ろうかな?
・プレーンタイプはこちら↓
2018/11/08 最終編集
2023/05/14 第二子の着用写真を追加。