3月3日ひなまつりに向けて作りました、「菱餅スタイ」です。
ピンク・白・緑にはそれぞれ意味があるんですね。
- ピンク・・・「厄払い」「桃の花」
- 白・・・「純白」「雪」
- 緑・・・「健康」「若草」
ということで、とても縁起の良いスタイなのです!
裏面は桃柄の生地にしてみました。
生地が重なる部分が多くて生地だけで十分厚みが出るので、間に何も挟まず作ったら、緑の部分が透けてしまいました;
表裏同じに作るか、間に何か挟むか、裏は濃い色の生地にするか。工夫すべし。
【着用イメージ】
70サイズの服と合わせた感じ。
【型紙】
画像をクリック→右クリック「名前を付けて画像を保存」してA4印刷。
印刷した紙の1cm目盛りが1cmになっているか定規をあてて確認してくださいね。
【型紙pdf版】
【作り方】
1.ピンクと白は同じやり方で作ります。まず型紙を印刷します。型紙が2つ置けるくらいの生地を用意します。そのうち1枚の生地の裏面に型紙の線をトレースします。縫い代込みの線と出来上がり線の両方。今回はチャコペーパーとルレットを使いました。持っていない場合は、型紙の余白部分を切り取って、布ペンを使って写してください。
2.生地を2枚中表に重ねて切ります。縫い代込みの線(外側の線)のところでカットします。マチ針を留めて、直線部分を縫います。
3.縫い代の角を切り落とします。縫ったところを切らないように気を付けて。アイロンで縫い代を割ります。(布と布の間の縫い目をアイロンで押さえて縫い代を左右に開きます。)
4.今中表に合わさっている生地をひっくり返して、表面を外側に向けます。アイロンをして整えます。
5.緑のパーツを用意。緑はまだ縫いません。他の色と厚みを合わせたかったので2枚重ねです。1枚でも作れます。
6.型紙を参考に重ねて縫います。上からミシンをかけています。
7.型紙をセロハンテープでつなぎます。
8.スタイの裏面用の生地を切ります。イントロで書いたように透け防止にドミット芯など用意した方がいいかと。
9.中表に合わせて、マチ針で留めて縫います。
10.縫い代の角を切り落とします。出来上がり線のカーブのところの縫い代に切り込みを入れます。縫ったところを切らないように1㎜ほど離れたところを切ります。膨らんだカーブのきついところはV字になるように切ります。アイロンで縫い代を割ります。返し口からひっくり返します。ハサミみたいな尖ったもので中からつっついて形を出していきます。アイロンをして落ち着かせます。返し口をコの字縫いで閉じます。最後にスナップボタンをつけます。
完成です。
うん、菱餅っぽい!!
【生地】
リーフ
オフホワイト
ベビーピンク
【アレンジ例】
・地域によって3重が5重だったり、色の順番が違うそう。
・パパが「ウルトラマンみたい」と言っていたので、色を変えたらウルトラマンになるかもしれない。
・意外と形はシンプルなので、バイカラースタイみたいに好きな生地組み合わせて作ったら普段使いにいけるかも??