さつきスタイ

スタイの型紙と作り方のサイト

スタイクリップの作り方!最適な長さは?

f:id:Satsuki_bib:20190902172629j:plain

こんなスタイクリップを作ってみました。作り方長さ材料についての考察を書き記しておきます。

スタイクリップを手作りするときの材料

f:id:Satsuki_bib:20190902230109j:plain

クリップと紐があれば作れます。

どんなクリップがいい?

まず最初に用意するのはクリップです。私が使ったのはこちら2個セットで150円(送料別)のもの。サイズは適当です。ベビー用品におすすめと書いてあったので深く考えずこれにしました。サイズ感で悩んでいる方はこの商品を参考に。

全長:38.3mm
横幅:17.9mm
紐通し:15.2×2.5mm
厚み:15.0mm
クリップ開口幅:10mm

100均でも手に入ります。クリップだけのものが売っていなくても帽子クリップとか商品になっているものを改造してクリップだけ頂戴することも可能です。

f:id:Satsuki_bib:20190902173502j:plain

100均の帽子クリップが無改造でスタイクリップになるよという記事もありますのでよかったら見てみてください。

紐の部分はどうする?

首が痛くなくて、扱いやすいものがいいですよね。いろいろ考えた結果、今回は綿テープ(コットンテープ)にしました。クリップに通せる幅のテープを探します。

f:id:Satsuki_bib:20190902222631j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902222637j:plain

ベビー肌着の作り方の本で「綾テープ」を使ってたんですよ。んでこちらの「ポリエステル杉綾テープ約12mm幅(b)」っていうので作ったんですけど結構いい感じだったんですよ。そんな記憶から似たようなの探そうと思って、100均(seria)で見つけたのが↑こちらの綿テープです。厚みは肌着の紐よりは薄いんですけど、肌触りは良い感じ。今スタイクリップを首にかけているのだけれど「つけていることを忘れる・これは使える」という印象です。テープにする場合は手芸屋さんに行って肌触りとデザインを確かめて選ぶのが一番良いと思います。

 

ダブルガーゼで柔らかい紐を作るのもいいなと思ったんですけど、ダブルガーゼを綺麗に細く折って縫うの大変なんですよね。中表に縫ってループ返しで返すなら綺麗だけれど、ループ返しって皆持ってるわけじゃないし、テープ買う方が楽なんでやめました。綿ローンとか作りやすそうな気がします。布で作る方法も下の方に載せておきますね。

バイアステープを縫うことも考えました。やわらかガーゼバイアスやニットバイアスだと柔らかくて良さそうです。でも厚みが結構出そうなのと作業が細かいのでやめました(笑)

 

フェルトを細く切るのはどうなの?と思って試作してみましたが、フェルトはダメですね。面だと縦横あまり伸びないんですけど、細く切るとひっぱったらめっちゃ伸びてボロッとちぎれます。

f:id:Satsuki_bib:20190902224812j:plain

 

シュシュみたいにゴムを通してクシュクシュさせるのもデザイン的にはアリなんですが、スタイクリップが伸び縮みしても意味ないですよね。おもちゃをつけて遊びたいとか他の用途も考えているならいいと思います。

 

マスコットをつけてオリジナリティーを

クリップの上になにか可愛いものがついているというのは、スタイクリップの醍醐味ですよね!よく見るのは動物の顔ですね。紐とテイストを合わせることが大事ですね。作ってもいいし買っても良いし。

 

リサラーソンのベビーマイキーのマスコットを作ってみました。刺繍図案はこちらの本より↓

 

f:id:Satsuki_bib:20190902225855j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902225902j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902225905j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902225909j:plain
  1. フェルトに刺繍。道具は100均で揃えられます。これくらいの刺繍ならはじめてでも簡単で楽しいですよ。
  2. 刺し終わりました。チャコペンの跡を水で消して乾かします。
  3. モチーフより一回り大きくフェルトを切ります。裏面用に同じ形のを切り出して、少し厚みをつけたかったのでドミット芯を2枚挟みました。ワタが見つからなかったのですよ。
  4. 裏は綿テープを横にして左右を縫い留めています。

スタイクリップの長さは?

f:id:Satsuki_bib:20190902231731j:plain
まず「スタイクリップの長さ= タオルを挟んだところから挟んだところまで」と定義しておきます。

服をがっちりガードしてマスコットをつけない場合

スタイクリップの長さは約24.5㎝。このような着用感です。(モデル:2歳後半大きめ男児。ハンカチは22cm)

f:id:Satsuki_bib:20190902231955j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902231958j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902232001j:plain

クリップだけ見ると短く感じるんですけど、ハンカチを挟んでみるとちょうどいい感じです。タオルが顔に近いので気にする子はいるかもしれません。よだれを受ける目的ならこれくらいの長さが良いのではないでしょうか。

マスコットをつけたい場合

スタイクリップの長さは約34㎝。このような着用感です。(モデル:2歳後半大きめ男児。ハンカチは22cm)

f:id:Satsuki_bib:20190902232247j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190902232250j:plain

マスコットが子供にとって邪魔にならずしっかり見える長さです。下にぽろっと落ちたご飯はキャッチするぜ!といった感じでしょうか。よだれキャッチには向きませんね。首元の圧迫感がなくなるのはいいけれど、それでもちょっと長いかな。もう2㎝縮めてもよさそう。

中間の長さはどんな感じ?

こちらが約29㎝です。確かに中間の位置にありますね。(モデル:1歳後半大きめ男児)

f:id:Satsuki_bib:20190902173502j:plain

結論

f:id:Satsuki_bib:20190903103643j:plain

スタイクリップの長さは24.5~32cm程度が良いのではないでしょうか。長くても34㎝が限度くらい。マスコットのサイズが大きくかかわってきますね。(このマスコットは縦3.5cm横4cmです。)上に乗せた着用写真を参考に決めてみてください。使う本人にメジャーをかけて好みの長さを割り出すのが一番です。プレゼントする場合はアジャスターがついているとありがたいですね。

スタイクリップの作り方

紐の計算方法と作り方

f:id:Satsuki_bib:20190903120622j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190903120626j:plain
  1. スタイクリップの長さを決める。写真では短い方が24.5cm、長い方が32cmです。
  2. 次に紐の長さを計算していきます。クリップの長さ(2cm)を引きます。ハンカチがくる部分から紐を通す穴の部分までの長さです。クリップが2つあるので2倍して4cm引きます。
f:id:Satsuki_bib:20190903121126j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190903121131j:plain
  1. 次に折り返し部分を足します。折り返し部分2㎝と縫い代1㎝で計3㎝、クリップが2つあるので2倍して6cm足します。これで紐の長さが出ました。私が作ったものだと短い方が26.5cm、長い方が34cmですね。
  2. 作り方は簡単で、紐を穴に通して写真のように折って手縫いするだけです。なみ縫いして、間をもう1度なみ縫いしています。紐がねじれていないかきちんと確認してから縫ってくださいね!マスコットをつけるときは先に通しておいた方が楽かな。

 

紐を布で作る場合は、欲しい幅×2に縫い代2㎝を足した幅で作ります。縫い代1cmのところを縫ってアイロンで割ってから、縫い代を適当に5mmくらいカットして厚みを減らして、ループ返しでひっくり返します。

 

マスコットをどっちにつけるかはどっちにつけても同じです。

f:id:Satsuki_bib:20190903124109j:plain
f:id:Satsuki_bib:20190903124111j:plain
  1. マスコットが右についている。左のクリップを右に持ってくると・・・
  2. 逆になる。

 

また何か発見があったら更新しまーす!

 

スタイの型紙 一覧表

Twitter

  • プライバシーポリシー