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手縫いスタイの作り方【完全ガイド】

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手縫いの基本と、本返し縫い・半返し縫い・返し縫い・なみ縫いはどのくらい強さに差があるのか実験してみました。クリック不要の動画で一目瞭然!

基本的な作り方は作りたいスタイの<作り方>に従ってください。

糸と針の準備

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糸も針も色んな種類がありますが、「普通」って書いてるものを買ったんで大丈夫です。糸は手縫い用。100均にもあります。ミシンの糸を使うなら、細いので2本どりすると良いです。針に糸を通すのが苦手だという方は、刺繍用の針を使ってみてください。穴が大きいので簡単に通ります。

糸の準備 ~しごき方~

糸を両手を軽く広げたくらいの長さに切ります。

折れ目がついていたら、折り目をとります。

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(とらなくてもいいけど、とっておいた方が縫いやすいかも?)

↑やり方はこう。糸を両手でピンと張り、弦楽器をはじくようにはじきます。(本当に音が出ます!) 

玉結びをする

針に糸を通し玉結びをします。糸が布から抜けてしまわないサイズの団子を作ります。 とにかく団子状のものが作れれば結び方はなんでもOKです。

↑よく分からなかったら、詳細ページへGO。

縫い始め

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ひと針縫って、縫い始めに戻ってもう1回同じところを縫います。そしてもう1度縫いはじめに戻って同じところから針を出します。 要は頑丈にということ。

縫い終わり

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 縫い終わりも同じ部分を縫い重ねて頑丈にしておきます。 

途中で糸が足りなくなったら

玉止めが作れるだけの糸の余裕をもって縫い終わりの通りに始末をして、また縫いはじめの通りに縫い始めます。やり方はいろいろあると思います。私の場合は縫い終わりは糸を重ねずに玉止めをして、縫いはじめのときに縫い終わりの部分に重ねて縫い始めています。

手縫いスタイは何縫いをする?

4択です。左が表で、右が裏。

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手間がかかる縫い方ほど強度があがります。

上から順に、最強 本返し縫い>半返し縫い>返し縫い>なみ縫い 最弱

※人によって呼び方が違います

 

どれくらい強度に差があるか実験。玉止めを切って糸を引き抜いてみると、一番下のなみ縫いだけがスルスルっと抜けてしまいました。

一番良いのは本返し縫いなんでしょうが、手間と強度のバランスを考えると返し縫いが良さそう

 

作るものにもよるかな?こんな風に仕上げステッチ入れるなら、頑丈になるので布を縫い合わせるときも仕上げステッチもなみ縫いで大丈夫そう。仕上げステッチは見た目的になみ縫いが可愛いかなぁ。

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6重ガーゼをバイアステープで一気に縫ったときは、一番強度の強い本返し縫いで縫いました。→詳細記事

玉止め・縫いはじめ・縫い終わりさえしっかりできていれば布が抜けたり切れることってそうそうないと思うので、なみ縫いで良い気がします。

なみ縫いのやり方

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言わずと知れたなみ縫い。(ぐし縫いとも呼ばれる。)上下上下・・・の繰り返し。数針まとめて縫えるのでとにかく早いがズバ抜けて弱い。

返し縫いのやり方

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基本的はなみ縫いと同じ。2、3針に一度、戻って強度を上げている。強度と手間のバランスが良い。

半返し縫いのやり方

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1針1針縫うのでめんどくさい。一番ややこしい縫い方。 私はマス目がなかったらできないと思う。

本返し縫いのやり方

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 1針1針縫うのでめんどくさいが、針を入れる位置が分かりやすい。強度もミシンなみで、時間がある人にはオススメ。

横から見るとこんな感じ

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本返し縫いは糸の消費が早いです。

 

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返し口はコの字縫いがおすすめ。

玉止めは隠すと綺麗です。→やり方

 

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