ミシン縫いスタイなら100枚くらいは作ったことがあるのですが・・・、
今回、はじめて手縫いスタイ作りにチャレンジしてみました!!
手縫いスタイの出来は?
左がミシン縫い。右が手縫いスタイです。
どうですか?手縫いの方がいびつですかね?
手縫いスタイは縫い目付近の布が細かく波打ってます。ぽこぽこ・・・。
綺麗に縫えたと思ったんですけどねー。縫うのが下手なのか?もっといいやり方があるのか?何か分かったら追記しますね。
追記:ダブルガーゼ2枚重ねで縫ったらぽこぽこしなかった!厚みがあるとぽこぽこするのかも!
どっちも手縫いしたものです。ミシン縫いかどうかぱっと見た感じでは分かりません。
スタイの手縫い方法
手縫いで作れるの?
ミシンで縫うところを手縫いに置き換えるだけです。
縫うところだけの時間なら、ミシン4分半、手縫い20分というところ。
トータルの所要時間はミシン30分、手縫い60分です。
※本当なら手縫い用の糸がいいんですけど、なかったのでミシン糸で縫いました。細いんで2本どりで。
道具は小学校で使っていた手芸セットのハサミと針です。
手縫いスタイの作り方
基本的な作り方は作りたいスタイの<作り方>に従ってください。
縫い方はなみ縫いで3㎜間隔。
上下上下に針を動かして4針ほど縫えたら針をひく・・・を繰り返します。
できるだけ細かい目で縫いたかったのですが、Wガーゼ2枚とドミット芯の厚みでは、何針かまとめて刺すなら3mm間隔が限界でした。
ミシン縫いと同様に、縫い始めと縫い終わりは返し縫いをして強度を上げます。
(縫い始めの部分と縫い終わりの部分の糸の密度が濃くなってますよね?そこです。波の隙間を埋めるようにして縫ってください。)
他の強度の上げ方として、縫うときにところどころ返し縫いを入れたり(5針に1針とか)、出来上がってから周囲の内側4mm程のところを仕上げステッチするという手もあります。
こんな感じに縫えました。表・裏。
工夫した5つの点
①「自然に消えるチャコペン」「鉛筆タイプのチャコペン」を使用しないこと!
自然に消えるタイプのものは条件によってはかなり早く消えてしまうので、時間がかかる手縫いでは使わない方がいいかな。それと、鉛筆タイプも薄くて線が太いくてどこを縫うか分かりにくいので使わない方がいいなと思いました。
今回は自分用スタイで黒色の生地だったので、なんと蛍光ペンの緑を使いました!蛍光ペン、先が細くて固くて、インクがよく出て、使いやすいんですよね。ちなみにインクは水性です。まぁ、あくまで自分用の品なのでつかえた裏技です。
②マチ針は全て使う
まち針は全部使うこと。布がズレないようにするためです。
手縫いだと持ち上げて作業するので、最初にしっかり布を合わせる!
③裁断前の四角い状態で縫う
右のようにスタイ型に切る前にまち針を留めました。
その方が縫いやすいそうだと思ったので。比べてないから実際どうか知らんけど、やりやすかった。
それと作業中に端がほつれてくるのを防ぐため。
④縫い代は7mmより10mmで広めに!
縫ってから切ったので、切り口が新鮮でほつれてない状態↓
もし糸が切れたりほどけたりしたときに、縫い代が狭いとそのまま崩壊しやすいので。直せるように幅はなるべく大きく10mm確保しておきました。
縫い代10mmは目視で勘で切ってます。
⑤切込みを浅めに
ひっくり返したときに縫い代が重なって分厚くもたつくのを防ぐために、きつめのカーブ部分にはV字切込みを入れてるんですが、その切込みを浅めにしました。入れなくても作れるので入れないのも手かもしれません。
まとめ
手縫いで作るなんてめんどくさいと思ったんですけど、20分は意外とあっという間!
はじめてチャレンジでした。