サンコッコー製プラスナップ卓上プレスを100回以上使った感想です。
卓上プレスを買うか否か悩んでいる方へ。
結論から申し上げると、手芸を趣味にしている方は買うべき。理由を述べます。
- なんせ2000円~3000円程度。
- 今買っておけばこの先何十年も使える。(簡単な仕組みなので壊れにくそう。)
- プラスナップを使うのはベビー用品だけではない。
- スナップを縫い付ける手間暇から解放され、クオリティーは格段にアップ。
- 卓上プレスでのスナップ留め、めちゃくちゃ快感!
- 力いらない。簡単で失敗したことがない。
- 手のひらサイズなので置き場所にも困らない。
メリット多いです。買って良かったことづくしです。
ハンドメイド作家さんはマスト。
- 卓上プレスはどういう仕組み?
- スタイにプラスナップをつけてみる。裏技発見!
- 成功率・失敗率は?
- どこのメーカーのがあるの?
- 困ったこと。他メーカーのプラスナップは使える?
- スタイに付けるプラスナップは何㎜が良い?
- オススメのプラスナップ
卓上プレスはどういう仕組み?
窪みのあるお皿にパーツ1(画鋲みたいな形)が乗っかります。がっちりハマるわけではないですが簡単に固定されます。その上に生地、その上にパーツ2が乗っている状態でレバーを押し下げると、パーツ1の尖った部分がつぶれてパーツ2にひっかかり固定される仕組みです。
スタイにプラスナップをつけてみる。裏技発見!
裏技なんて使わなくても最初から綺麗に打てましたが、より安心して打てる方法を発見したので紹介しますね。
間違えないように、最初に必要なパーツを用意しておきます。
それぞれ名称があるのですが、分かりやすく「画鋲」「凸」「凹」と命名します。
1.2.大体どの辺りに配置するか「画鋲」を置いてみて、チャコペンでマーク。(私は「画鋲」を押し付けて跡をつけてマークとしています。)
3.目打ちで穴をあけます。目打ちがない場合は先の尖ったもので代用できます。リッパーとか。ダブルガーゼなら「画鋲」の尖った部分をグリグリすれば貫通できますが疲れます。100均にあるので目打ちを使うのがベスト。
バネ(凹)のつけ方のコツ
①画像左:目打ちで穴を開けて、「画鋲」をさす。
②画像右:「画鋲」に「凹」を乗せる。そして、指でぐっと押します。すると、ぐっ・・・と上手くハマって固定されることがあります。(厚みによるのか、固定されないこともあります。そのときは諦めてください。)
③固定されたらズレませんから、台の皿に「画鋲」を合わせてレバーを押し下げればOKです。
ゲンコ(凸)のつけ方のコツ
上のやり方と同様に、最初に「画鋲」と「凸」を指で合わせてハマるようならハメてからプレスします!
これでハマらなかった場合の裏技はこちら↓
ゲンコ(凸)のつけ方の裏技を紹介します。普通は布を「画鋲」と「凸」で挟んでプレス台に持ってくるのですが、「凸」が布の上で動いちゃってレバーを引く迷いが生まれるんですね。ということで、先に「凸」をプレス台に固定します!
①画像左:皿に「凸」を置きます。
②画像真ん中:レバーを軽く動かしてクリア素材を下げて「画鋲」をハメて、レバーを戻すと、クリア素材に「凸」が収納されます。
③画像右:そして「画鋲」の刺さった布を皿に固定。指二本で布を押さえてレバーを押し下げて、フィニッシュ!
凹も凸も、レバーを押し下げたときに音などの反応はありません。ぐっ・・・というレバーの感触だけです。レバーがこれ以上押せなくなるまで反対側に動いたらおしまい。きちんとできたかどうかの確認方法は、完成してから普通にスナップをつけて「パチッ」という音が鳴ればきちんとつけれています。
もっと細かいことを言うと、画鋲の先ど真ん中がつぶされていたら成功。ちょっとズレることもあるんですが、使用に差支えない様子。あくまでほぼ正円ですから。下の<悪い>例みたいに形悪く打ったことはないです。
成功率・失敗率は?
これまでに100個ほどプラスナップをプレスしたわけですが、
気になる成功率はなんと100%!
はまらないこともなく、外れることもなく、 ぱっちりハマってくれています。
ダブルガーゼ2枚とドミット芯1枚の厚みがきっと丁度いいのでしょうね。
どこのメーカーのがあるの?
探せどもサンコッコー製しかない。
ハンディープレスなら色々ありますが、どのメーカーのもレビューに「力がすごくいる」「手が痛い」とあったので私はハンディープレス経験なしで卓上プレスを選びました。
卓上プレスは全然力がいりません。
困ったこと。他メーカーのプラスナップは使える?
↑卓上プレスと一緒に、同メーカーであるサンコッコー製プラスナップを購入したんですが、色が10色しかありません。青系統は水色・青・紺と3色展開しているのに、緑系が1つもありません。これは困りました。
そこで他メーカーのプラスナップを購入しようとしたんですが、他のメーカーのはなぜか12㎜のものが多いんですね。サンコッコー卓上プレスは13㎜と9㎜の台座しかついていない。果たして他メーカーの12㎜が打てるのでしょうか?
結果、13㎜の台座で他メーカーの12㎜スナップが打てました!
なんの違和感もなく。普通に打てます。
ネットで購入する場合は、親切なことにページに、
「一応サンコッコーの器具のままでも止めることができますが、動作に保証はいたしません。サンコッコーを使用する場合は13ミリの台を使用して下さいませ。 」
などと記載してくれているお店もあります。
スタイに付けるプラスナップは何㎜が良い?
mou jon jon、西松屋など、市販のベビースタイは9㎜を使っていますね。
ベビー服についている沢山のスナップとキッズ服の肩のスナップも9㎜。
ですが、私は9㎜は使ったことないです。
プラスナップも金属スナップも12㎜が一番好きで使っています。
13㎜もちょっと大きく感じるけど良い感じ。
ぶっちゃけどれでも良いですよ。
9㎜でつけにくいと思ったことないですし。
スタイとのバランスを見てつけてください。
オススメのプラスナップ
カラーバリエーションが豊富で助かっています。サンコッコー卓上プレス使えます。
送料込み1000円というのも素晴らしい。1組あたり4.49円です。サンコッコー製は1組25円。
こんな色のスナップないやろ・・・→あるやん!!!!が楽しいです。
しかしツヤがあるのでそこは好き嫌いが分かれるところ。
ツヤのありなしが選べるようなものもあります。
これは1組あたり9円。まとめて買うと安くなります
これもサンコッコー卓上プレス使えます。
普段使い用のベビースタイを作るなら白を買っておけばどんな生地にも合いますね。
星型やハート型もアクセントになって可愛いです。
こちらもサンコッコー卓上プレスで打てました。