さつきスタイ

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うさぎの首輪・首飾り・スタイを手作りしてみた(型紙あり)

うさぎの首輪・首飾りを手作りしてみた

うさぎさん用の首飾り?スタイ?首輪?を手作りしました。ギザギザでナスや苺のヘタをイメージした形です。型紙と作り方を公開します。小さくて作りにくいので手芸に慣れた方向けかもしれません。(フェルトで切るだけならとっても簡単。)

 

首回りは約20㎝~です。重さは約5g。幅はギザギザ部分が型紙上では4cm、実際は3.5~4cmです。サイズは融通が利くようにリボンを結ぶ形式にしています。リボンは前でも後ろでもお好みで。猫にも使えるサイズかもしれません。ぬいぐるみに付けても可愛いです。柴犬は無理でした。

モデル:実家のうさぎ。雑種。体重2.4kg。ジャストサイズ。よりによって首回りの毛が長いので似合わない。

 

モデル:ポケセンオリジナル ピカチュウぬいぐるみ サイズ :14×19×20 (H×W×D:cm)

うさぎの首輪の型紙

型紙jpg版

クリックして右クリック。「名前を付けて画像を保存」したのち、A4で印刷してください。右のメモリに定規をあてて10㎝になっていれば正しく印刷できています。

型紙pdf版

drive.google.com

犬の首飾りなど大幅に型紙を改造したい場合は…

うさぎ用スタイは、↑こんな感じで人間の赤ちゃん用のスタイを改造したものです。自分のペットぴったりサイズに作ってみたい場合は、首回りの長さを計算して、人間サイズのを拡大縮小していい感じのサイズにしてから、ギザギザの長さを変えてみると、好きな感じに作れると思います。ギザギザの数の増減はあまりおすすめしません。ペットの種類にもよりますが、できあがりの形・印象が違ってきます。こちらの記事が参考になります。型紙を作った時点で1回組み立てたり、フェルトで簡易的に作ってみたり、良さそうかどうか確認してから作ってみてください。

うさぎの首輪の材料

・メインの布を2枚(表用1枚・裏用1枚)(型紙が入るサイズ。約18*18cm以上)

・芯としてメイン布の間に挟む布1枚(型紙が入るサイズ。約18*18cm以上)←なくてもOK。挟むとプックリして可愛いです。

・紐用の布(38*2㎝以上)

※私は大雑把に切り出しています。

 

今回は紺色がメインの布です。ペット用なので天然素材がいいかな?と綿100%の生地にしました。赤ちゃん用スタイだとダブルガーゼを使うことが多いのですが、ダブルガーゼは目が粗く、名前の通り生地が2重になっていて、小さなものを作るには難しいのでやめました。

白色の芯地はドミット芯です。100均にあります。なくてもOKです。入れるとぷっくりとした感じになります。しかしうさぎにとっては分厚いので、アイロンでぺたんこにしておきます。

紐は既製品の紐を用意してもよいです。同じ色の良い紐が見つからなかったので、今回はメインの布と同じ布で手作りします。

うさぎの首輪の作り方

裁縫慣れてない方は、まず通常のスタイの作り方に目を通しておくと理解が早いです。解説も細かいし、基本的な流れは同じなので。なんにせよ、作り方はまず見ておいて、流れや使う道具は確認しておいてください。

 

1.型紙を裏布の裏面に移します。私はチャコペーパーで。チャコペンでももちろんOK。

2.こんな感じで写せました。

3.3枚の布を中表に重ねます。

4.こんな感じで一番上に型紙を映した面が見えます。普段なら切ってから縫うのですが、ギザギザが細かいのでもうこのまま縫っていくことにします。

紐作り

5.ここで紐を作り始めます。幅2cm長さ38㎝~に切り出した布があります。

6.中表に半分になるように折って、折り目から7mmのところを縫っていきます。7mm幅の紐を作るわけです。

7.こんな感じで縫えました。

8.ループ返しを使って、表面と裏面を逆転させます。ループ返しがない場合は安全ピンやストローを使ったやり方があります。

9.ひっくり返してすぐだと膨らんでいたり、縫い目が奥の方に入り込んでいて幅が一定じゃなかったりします。それを手で揉んだり、竹串(7mm幅の紐にぴったり!)を通したりして、縫い目がしっかり見えるように形を整えます。根気よく。

10.アイロンを当てました。幅が7mmになっていることを確認!(何mm幅でも均等であればOKです!)両端を綺麗に切って、半分に切りました。私は24㎝の紐が2本できました。最終的な長さは後で決めます。

ここから縫っていきます。

11.型紙に返し口の印を書き忘れていました。円の中心の5㎝くらいのところに印をつけておきます。試作品は3cmでやってなかなか大変でした。

12.3枚の生地をマチ針で固定しました。

13.紐は中表に合わせたメイン布の間に挟むのですが、苦手な作業なので手順は増えるけどミスのしにくい方法をとりました。①から曲線を縫いはじめ、

14.②の角っこで一旦止めて、マチ針をいくつか外して紐を挟みます。

15.こんな感じで挟まってます。紐が挟まっている直線を縫えたら、紐は誤って縫ってしまわないように曲線に沿うように避けておきます。ギザギザゾーンを縫います。

16.③ギザギザが縫ったらここでいったん縫い終わり。

17.先ほどの状態で紐を挟むのが難しかったため、切り込みを入れて、

18.1本目と同様に、生地の間に紐を挟みました。

19.紐を挟んだ直線と曲線を縫って、ミシン作業は終わりです。こんな感じで紐は見えない状態になっています。

20.裏から見るとこんな感じ。

21.外側の線でカットします。

22.角を切り落とし、カーブに切り込みを入れます。切り込みは糸ギリギリまで攻めてください。詳しくはギザギザスタイ参照。

23.角の切り方の反省点です。先が細くなるようにカットすると、縫い代が重ならず、角がまごつかず、もっと綺麗にギザギザの形が出るはず。

24.アイロンで割ります。ここも反省点なのですが、返し口部分は両側ともアイロンでカーブの癖をつけとくと、後ほど手縫いで閉じやすくなります。。

25.返し口から表と裏をひっくり返します。大変な作業です。

26.手芸用かんしなどを使って、つついたりひっぱったりして形を出します。今回は紐がついているので紐をひっぱったりしても良いですね。返し口をコの字縫いで留めます。詳しくはギザギザスタイ参照。

27.お好みの長さに紐をカットして、切り口を内に折り込んでコの字縫いで手縫いして閉じます。こちらは紐の長さは約18cmです。着用写真に写っていた試作品は約16cmです。完成です!

うさぎの首輪をハンドメイドしてみて…

うさぎさん用にアクセサリーを作るのは初めてでした。minneでリクエストいただいて制作した一品です。貴重な体験になりました。きっかけをありがとうございました。

minne.com

 

小さくて作るのが大変なので、これ以上に凝ったデザインは無理だろうなー。

 

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